木の葉も秋の装い

 ここのところ朝の気温は少しずつ低くなってきて肌寒いくらい。昨日は久し振りの朝の散歩でした。

 風景の中に温かい色が混ざってきています。木の葉の色がだんだんと枝から離れていく準備をしている色なのに寂しくない色。

 立ち止まってはきょろきょろ見回してる散歩(笑) まぁ、気分転換の様なものです。秋になって涼しくなったらなったで、あの蝉の鳴くジリジリとしたエネルギーいっぱいの朝がちょっぴり恋しく思えます。そんなことの繰り返し季節の移ろいを重ねて廻っている自分と周りの様々な事柄。これまで何十回と重ねてきたこと、この先何十回とはいかないのかな・・うんっ? 今日はわたしの誕生日。だからこそ余計に思うのかもしれません。一つ歳が増えて、明らかに一つ減るものがあります。だから、なおさら木の葉の色付きも愛おしいのです。

 出勤前ゴミを出しに外に出てみたら、天空には消えかけるような薄い白色の半月が浮かんでいました。庭先には白いシュウメイギクが咲きかけています。カサコソっと小さな音に振りむくと枯れ葉が一枚かけっこしているみたいに走り去って行きました。その何もかもに「おめでとう」ってにっこり言ってもらっているようで、ありがとうと思える朝でした。


 これは昨日作っておいた煮豚です。塊肉350gぐらいだったかな。ダージリンの茶葉が夏を越してしまったのがあって、お茶パックの袋に水から入れて沸騰したら塊肉を入れてことこと30分小さな火で煮ます。しょう油100cc、酒、みりん、酢を50ccずつと砂糖大さじ2を煮たてておいたところに30分煮た肉を漬け込みます。
 友達が来ていたから3時ごろ作ってたのかな・・それで、夕食にはもう食べれましたが、一日経って今日の方が味はしみていておいしい。