6月6日EC療法①クール1日目

1週間前に、治療方針の説明を受け、はいでは来週の月曜からお願いしますと即答。あれから、この1週間は実は長かった。気持ちがしんどかったね、正直。

一つの薬品に対して一つの冊子を渡されて読みました。どれも、読み進めたくない副作用のことばかりで気が滅入らないはずもありません。同じ療法の方の日記を走り読みしたり・・・え!わたしはいったいどうなるの・・・・?と恐がり発揮しまくりでした。

採血したあと、かなり時間が余るようなので一度病院を出ようかとも思いましたが、外来の階にあるがん相談センターの部屋を訪ねることにしました。そこで、脱毛時に便利だと言うタオル帽子を見せてもらいました。一ついただけるようなので、ピンクの無地で大きめサイズを被ってみました。これくださ〜い。親切にお話しを聞いて下さって、不安が少し和らいで行くような気もしたり、ネットで食欲の無い時に適したレシピのあるがんサイトを教えて下さったりと。あまった時間活用には良かったですかね。
あと、友達や息子に電話したり、軽い食事をしたりして2時間ほどを過ごせました。

診察室で呼ばれるのを待って、こんにちは〜!今日も笑顔の素敵なY先生、何気にいつもホッとさせてもらえますね〜。感謝。。
血液検査は何事もなく、予定通り化学療法室へレッツゴーですって。前回は見せて下さいねとおっしゃらなかった胸の傷を、今日は見せて下さいねと言われました。 その方がわたしも安心です。「ほら・・きれいでしょう!」とわたしの方が先に言います。先生もにっこり。きれいな傷跡にして下さった先生にとても感謝してるわたしなんです。

いよいよ、9階の外来化学療法室へ。
午後からの時間帯は空いているのか、リクライニングの部屋の方は満員に近かったのですが、ベッドの方の部屋はがらんとしていて、窓際のベッドに決めました。ここでやるんだぁ・・・
検温と血圧、異常なし。少し説明を受けて、点滴前に飲むイメンドカプセルを1錠。この薬は1年ほど前からあるらしく、吐き気止めにはよく効くお薬でありがたいことです。これは、翌日、翌々日に必ずまた飲むことになっています。
40分ぐらいしてからかな、点滴導入の注射針をさしました。
それまで、9階からの眺めを写メしたり、かなりリラックスしていました。だからか、いよいよかー!と言う点滴針にも何も抵抗がありませんでした。良かった。
吐き気止め30分、ファルモルビシン15分、エンドキサン15分の順にラブ注入。携帯をいじったり、本を読んだりして、あら、もう終わりって感じで終了。
この赤いのが、ファルモルビシンです。オシッコもほんのり赤くなりました。

お会計もサクサク済んで(午後診はこれがいいよね)車で20分あまりの道のりも、なんだかウキウキ♪ これで1回目終わりなのだーーー!
今まで張りつめていたものはいったい何だったのか?!
家に帰ってから、食欲があって、朝作って行ったご飯を思いっきり食べました。どうなってるの?こんなものなのか〜??

と、思いきや来た来た〜!つわりような気持ち悪さ、吐き気。でも、新たな吐き気止めのお薬を飲むまでもなかったのでまだ軽い方なのかな。

お風呂も入らずに、とっとと寝ることにしました。よく寝た所為か、翌日(今朝)はそんなに吐き気もなくまあまあ順調です。