安らかな日が勿体ない?貧乏性なのだ

 朝、リビングに下りて窓を開けると涼しくって高原のようです。夏の高原の朝にいるようで得した気分だわ。涼しいと言うより半袖から出てる腕は寒いくらいです。7月の夏真っ盛りなのに、この涼しさ・・ほんとに得した気分。

 昨夜は友達が遊びに来て、時間を気にせずにしゃべっていた。

 わたしの方は、夫が夜勤に出た後、息子2人はまだまだ帰らない・・
彼女の方も子供達は学生だったり、みんな家から離れていて一人ぼっちの夜なので。
お昼ごはんを遅くに食べたから夕ご飯は要らないからねって言ってたけど、わたしの方がお腹が空いてきたので、軽く食べない?と、野菜中心のおかずをテーブルに並べてお箸をつついてまた喋り出してた。
 
 ゴーヤと玉ねぎのサラダ、切干大根の煮物、きんぴらごぼう、キュウリの酢の物、朝採れたトマト、レタスのスープ、コーヒーゼリー・・あ、野菜オンリーだったわね。キンメダイの煮付けがあったんだけど、彼女は野菜が良いわって言うので、わたしもお魚は食べないでいた。

 一人になった彼女は、ほとんど作るのも面倒だと言って、こんな何気ないおかずが嬉しいと言ってくれた。お米を炊くのは2週間に一度でその時におにぎりにしてラップしたものを冷凍しておくのだとか。家族がいるのは否応なし(笑)にでもご飯を作ると言うことが出来て、それはたいへんありがたいことのように思えたりもした。

 彼女が「わたしね、今軽井沢に行きたいってすごく思ってるんだぁ」と言いながら、でも行くのは一人になるからねぇ・・とため息交じりだった言葉を受けて、わたしがよく一人旅してた二十歳前後の頃の話に花が咲いてしまった。旅か・・ちょっと忘れかけてた事柄だったわ。

 副作用から遠のいて、安らかな一日。白血球さーん!増えて来てよ。早く治療して、抜け出たいのに足止めを食らってるようで、時間が勿体ないって思うのは、どうしようもない貧乏性かしら(笑)