3クール目に入った♪

 この1週間は白血球の値がやけに気になって過ごしていたけど、体の中のそんな数値のことは何ら関知できないまま、祈るような気持ちで1週間が過ぎました。

 採血後1時間ちょいで診察室からY先生のお呼び出しの声。
「こんにちは〜!今日はどうでしょうか〜?」
「はい、白血球の値も問題ないのでね、今日はOKですね」
「良かったですぅ〜!抗がん剤が出来るの、コンナに嬉しいなんてね」
「う〜ん、そうですよね、順調に行って欲しいですもんね

 本日足らない薬の処方と、次回の投与日を確認してから、
「その次から始まるまた新しい抗がん剤は、今の副作用より楽になりますからね」
「あ、そうですか・・・先生ダメですよっ、そんなに喜ばしたら!」

 ラブ注入も3回目に入って、どことなく余裕と言うのでもないけど、自分なりに付き合い方が見えて来たのかなぁという感じです。

 9階の外来化学治療室へと。ふっと覗くと、いつもの部屋のベッドが満員で、隣の部屋に辛うじて入れました。6人部屋のその部屋は、半分が男性にと言うことみたいで、ぎりぎり空いていてよかった。詰ってたら、待つことになるんでしょうね。ベッドにずらりと並んだ方たち、それぞれの抗がん剤治療が行われているのね・・うん、わたしもガンバロ!

 血管が痛いことを告げると、最初から温め態勢に入ってました。検温、イメンドカプセル飲んで、30分弱。ほどなく先生が針入れに回ってこられた。
「この血管が痛いんです」
「あれー、これ潰れてしまってるねー!」これはもう使えないと言うことで、腕を見ながら、いろいろ探しつつ
「ここで、やるかぁ、、これでも細いなぁ・・」お願いします、わたしに不安を与えないで! このちょっとひげの先生、前回も同じだったし、ちょこちょこと良く喋るタイプなんですよね。面白いことならいいんですが、患者が不安になることは避けて欲しんだよなぁ。

 右手の点滴の位置が曲げにくいところだったので、左手で携帯をいじりながら1時間ほどの点滴は、過ぎて行きました。看護師さんが点滴を見せて一つ一つ名前の確認をするのはいつもそうなんだけど、今回は「次は○○です」と言って、その薬の名前を言ってもらわなかったように思う。あれは、言ってもらった方がいいかな。携帯いじりながら、本も読んでいたので、本読みながら居眠りしてたから、言えなかったのかもしれないけど。記憶が曖昧・・あの時って、どこかぼ〜〜っとしてるのかも知れないね。


 さて、副作用。
 1日目(昨日)の夜は吐き気が来て、何も食べれなくてお風呂も入れないまま横になってしまった。水分を摂らないといけないんだけど、冷蔵庫の飲み物で口に入れそうなのが無く、夫にお願いすることに。「おねがーい、何でもいいからスポーツドリンク買って来てくれへん?」仕方なしに行って来てくれました。ここに引っ越してからは、コンビニさへ車で行かないとないから確かに仕方なしに出かけると言うことになります。

 買ってきてくれたのはポカリスエットで、コップに1杯は頑張って飲むことが出来た。夫はコップに2杯飲んでたわ〜 わたしの分置いといてね・・・

 2日目の今日、朝は食欲もあって庭で採れたナスを夜勤帰りの夫がマーボナスにしてくれたのを、平らげた。吐き気があっても食欲もあると言うわたし。貪欲なりこの体。