完全にパン屋さんブログ

 この前、近くにパン屋さんとカフェがオープンしたよって、友達から聞いていました。今度行こうね〜などとメールで話していたのです。新しいカフェって楽しみ以外の何でもありませんから。「モーニングでね・・○○が付いて380円なんだって」などと言う、他愛もなく嬉しい普段着のセリフ。今度行く、って楽しい約束も小さな小さな幸せというものです。

 だったのですが、お昼前「わたし、コーヒー普通に飲めるようになったよ〜」と言うと、「カフェいこかー!」って、誘ってくれた末っ子Nでした。当然二つ返事で「えっ!行こう〜♪」行き先は、彼からの情報の方が先だったけど友達が言っていた所と同じお店です。彼も気になっていたらしいのです。ほんとコーヒー好きで何より。

 マンションの1階にありました。 「Tres Tres Bon!」トレトレ ボン! と言うお店です。名古屋で展開している空間美のおシャレCafe「猿カフェ」の系列だとか。

 テラス席は入ってから気付きました。ちょうど席に着いたら目の前にあって、外に向かって撮っているので逆光線になりました。

 カウンターのところ見上げると、メニューが書いてあって、、なるほどイタリアン〜なカフェなのだなぁと。

 暫くしてカップにコーヒーも無くなり掛けた頃、席を立ったN君が向こうにパン屋さんがあるよ!って、言うのを聞くが早いかすぐ席を立つ私です。入口が二つあったんですね。ここに置いてあるパンはイートインはしない形のようでした。厨房の中には職人さんが白いコック服と白い高さのある帽子をかぶって窯の前を行ったり来たりしているのが見えました。(いいなぁ・・パンの職人さんは惚れ惚れするわ〜)もうそこに居るだけで、それだけで気分の良いわたしです。

 そんなこっちの気持ちは分かるべくもないと思うのですが、店に居た方は何と色んなパンの説明をして下さって、丁寧に対応して下さったことか。パンの話になると、時計のことなど忘れてしまいます。たくさんの種類のパンを勧めて下さいました。途中で、コーヒーもどうぞ〜と言って紙コップに注いで下さったので、また長居となってしまいます。8時開店で3時から仕込んでいるとか・・漸く席に戻って来たわたしに「知り合いの人がいたの?」って聞いたNくんでした(^^ゞ 

 彼はブレンド、わたしはカプチーノを。この棒に着いたお砂糖を溶かしながらいただきました。ブレンドにもこれが付いていて、ブラックで飲む彼は、この棒にすごく興味津々で、少しなめていましたよ・・ 砂糖の味以外は無いと思うんですが・・

 帰り際、パン買って帰ろうかってことになって(あんだけ見て喋って何も買わないってね)また、パン売り場の方へ行くと、厨房の中から窯が開いてバケットが出て来そうなタイミングでした。二人でガラス窓から眺めていると、「これ、試し焼きなんですけど」と言って、チーズの入ったフランスパンをすぐさま切って下さって、アツアツをまずいただきました。もう少しだけ待つとバケットが窯から出てきそう。そして、ほかのパンと一緒にバケットも買いましょう!レジで紙袋に入れてもらう時、店員さんがこの音を聞いて下さい!とバケットを耳のそばに。フランスパンの焼き上がった時に聞こえる「天使のささやき」。わたしは知っていたのですが、その音のこと。たいそう珍しそうに、対応して喜んだわたしでした。喜んであげるサービスも要るもんね。


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