ブロ友さんとランチ♪


 今日から11月、日差しが眩しくて霜月と呼ぶにはいささか相応しくないようです。車は窓を開け放して、風が通り過ぎて行くのが心地いいです。

 今日はこのブログでお友達になったブロ友さんとランチの約束の日でした。偶然にも同じ病院だったんです。その通院先の病院にほど近いところで待ち合わせして、決めていたお店に行ったところ、あいにくのお休みでした。

 ありゃりゃ、、困った!でも即違うお店を提案してくれて、そこに行くべく踵を変えました。こんなところにも、彼女らしい快活さを感じられます。

 ということで、急きょ「森の談話室」でランチに決まり。モーニングが終わった店内はすっかりお客さんも少なくなっていて広々としてゆったりとしたスペースを取っているテーブルや椅子たちはどこか、手持無沙汰に寛いでいるようでした。

 スパゲティ、何にしようかな〜〜と迷って、ホタテとウインナーのあんかけパスタにしました。副作用で舌がピリピリしていて、温かいもの、少しでも辛いものを口にはし難いのですが、少し冷ましておけば大丈夫だろう・・。

 おっと、ドーンとでかいお皿に辛そうなスープなみなみと入っていて、ふうふう熱いところを口にしたら美味しいんだろうな・・。少し置いていただくことに。かなりゆっくり食べるわたしに彼女も合わせてくれたのかな、二人でゆっくり話しながら少しずつ食べていました。

 彼女のオーダーはペスカトーレ、なみなみと入っているトマトソースに絡まる貝(ムール貝?)やエビを、実に上品に口に運んでいます。そして似合っています。わたしは苦手だなぁ・・、殻付きじゃないウインナーやホタテでよかった。

 こうして向かい合ってリアルに話せるブロ友さんに出会えたわたし、なんて幸せなんでしょう。穏やかな時間を過ごしながら、乳がんと出会ったことはつまらない事ばかりじゃないんだわ、と思えてしまうのでした。

 今度はあそこに行こうねって言って、楽しい約束を残しながら小春日和の空の下、笑顔でまたね〜〜すらりと伸びた四肢を持つ彼女、わたしとは多分20歳近くの歳の差、つながっているのは、乳がんに罹ってしまったということ。それだけでこんなに親しみを持って寄ることのできるわたしと彼女です。