ランチと自家焙煎の珈琲屋さん

 
 いっせいに舞う枯れ葉に冬の陽がきらめいています。わぁーと一人小さな声を出しながら通り過ぎて。こんな素敵な冬のプレゼントにありがとう、なんて思ったり。大好きなイチョウの並木道を通ってみたら、もう木枯らしに半分ほど持って行かれたようでちょっとがっかりしたり。よく通る街路樹もすっかり葉を落とし何もない幹だけになっていて、いよいよ原点に戻る季節を実感。背筋をぴんと伸ばしてみたり・・

 

 窓の外は冬枯れ、先日訪れたアルキペラゴへまた行って来ました。夫々の椅子にかけて在る大きなストール(と言うか、ひざかけ)を膝にかけてランチを。

 一緒に行った友達はストウブランチを、わたしは迷いながらもチキンカレーの方に。ご飯には大麦が入っていたようで、プチプチして美味しい。と言うか、このカレーのスパイシーさがあっさりしていてとても美味しかった。鶏肉はとろけそうに柔らかかった。こんな風に味わえるのが嬉しく思えたのです。「あー美味しい!」って言ってから、味覚が戻りつつあることに気が付いてそのことも嬉しくて、これは記念のカレーライスになるかな。うん。。

 プチデザートは先日と同じで、ちょこっとサイズがまた美味しさを倍増させてくれます。飲み物は二人とも好きな紅茶、ダージリンを。

 その後、製菓材料ショップへ粉などのお買い物してから、また・・コーヒー屋さんに行こうかと。

 むくみで重たい足がどこまで負担になるか分からなかったので、しんどくならなかったら製菓ショップにも付き合ってねって言っていたのに、それどころかまた他のお店まで行く気になってしまっている。きっとお喋りがそうさせたのかしら。喋っていると知らずに元気になって行ったのかな、「気」ってやっぱり面白いものだわとつくづく。

 

 外からの光が柔らかく入る窓のそばで、ついつい二人ともケーキセットを頼んじゃった。このお店のコーヒーはたっぷり。しかも、豆の美味しさが飲んでるあいだずーっとカップの底まで満足感があるのでたまりません。ケーキセットは自家製のシフォンケーキにアイス、生クリーム、フル−ツがトッピングされていて嬉しくてもう充分と、ふたりで頷くのでした。
 

 さて、元気になった所で明日は放射線科突入だ。前へ!