なんか色々と

 夫は実家へ、わたしはどこと言うことはなしにゴールデンウイークが過ぎて行きます。車で走る道すがら、その窓から目に入る新緑には目を見張られっぱなしです。若葉の色、緑が陽に透ける色、やわらかな新しい葉の色、新芽が出てきて美しい木たち。霞んでいるような日も、雨上がりで向こうの山までくっきりと見える日も、若葉の萌えいずるこの季節は緑がはてしなく美しいと思えます。


 庭に植えてある、友達からもらったスナップエンドウを今日採りました。茹でてプチっとした食感を美味しく味わえました。



 庭ではブラックベリーも今朝初めて薄ピンク色の花が開きました。このピンク色はブラックベリーのジャムをヨーグルトに入れて混ぜた時の色だわと思いました。地べたを這うようにどんどん蔓が伸びて広がって行ってます。実が生るのが楽しみ。

 遠く離れて住んでる末っ子の彼女が遊びに来てくれました。女の子が来てくれると思うとついついお菓子作りも楽しくって遊んでしまいます。お昼は何回目かの恒例のたこ焼きで、わたしは何にもしないで食べる人になれます。

 仕事もあり、特別どこにも出掛けないけど爽やかに過ごすことのできたGWが終わるこの夜、これ書いてる途中に携帯に着信が。奈良の民生委員さんから父のことで。入院している今の病院の退院後のこと。早い話、これ以上面倒見るのがもういやなんだ。そうは言わないにしても言葉の端々にヒシヒシと感じることが出来る。一人なのでわたしの住んでる所に来て欲しいと言うわたし、父は来たくない。要介護4の父を一人暮らしに戻したくない。本人は一人の元の生活に戻りたい。施設には入りたくない・・・堂々巡りの出口はどこにあるんだろう。

 明日、2年前にお世話になったっきりのケアマネさんに電話してみる積り。民生委員さんからの電話で話している間中、頭がどうかなりそうな感じがした。自分の頭じゃない様な、割れそうな。
 
 こんなことがあるので毎日が落ち着かないでいる。体のことなんかどっかへ行っちゃてるのだ。そう言えば、足の親指の爪が剥がれて1週間ほどになる。爪が浮いてきだした時はどうなるのか心配だったけど、自然に剥がれてしまってその後も自然で、なんともない。新しい爪が薄らと現れて脱皮した気分。抗がん剤から抜け出して細胞は元気なんだね。