何でもないひと時にありがとう

 真っ青な空に沸き立つ白い雲。窓から見える切り抜きの空は夏真っ盛りです。旅の何処かに居る君はこの青い空見ているだろうか。予想外に晴れた空に、一人「良かったね」ってつぶやいた。

 わたしは相も変わらずここに居ます。夏は暑いと言い、冬は寒いと言い。

 友達からメールがあって、お昼過ぎほいほい出掛けた。落ち着くいつものお店に。待ち合わせてから席を立った時、時計を見ると2時間ほど経っていた。西の窓からの陽射しが指して、キラキラ眩しい中、お店を出ました。その間、コーヒーを飲みながら過ぎたひと時。喋ることによって何かが救われるような気がしているのはわたしの方だけではないように感じました。何でもない、とても大切なひと時なのです。ふと、旅の空の君を思う。

 わたしはここに居る。けれどきっとわたしも旅の空の下に居る、いつだって。

 さて、現実。朝、昼、おやつ、夕ご飯、夫と共につつましやかにここに居て、食しているのだね。

 今日のおやつ、水ようかんと紅茶入りそば茶です。

いただいたんだけど、蕎麦アレルギーなのでどうぞ、と言ってご近所さんからもらった信州のお茶です。