ハーセプチン投与出来ず!

 今朝は秋の訪れを感じるいい朝だった。目覚めたとき、窓の外の朝焼けがやけにきれいでパジャマを着替えるのももどかしいぐらいに、カメラを持ってすぐ近くの池まで駆けて行った。

 朝焼けの色は刻一刻と変化します。朝一番に見れた濃いラズベリーピンクのあの同じ色はもう二度と見ることはできません。目と心に沁み入っていたので良しとしましょう。見れたのならそれで幸せだと。

 今日はハーセプチンの日でした。その前に心エコーの検査があったのでいつもより1時間早く出掛けました。心エコーの診察する部屋に入ると、上半身脱いで下さいと言われました。部屋はエアコンが利き過ぎていて寒いぐらいだったので、ちょっと寒いですねぇと一言言いました。エアコン調節するようなことを言われましたが、その後一向に温度は上がらない感じで、寒い様子をするとタオルを被せて下さいました。

 あぁ・・ここのエアコンの温度って、技師用にあるんじゃないの!?患者は寒いんだよー!とか心の中でいいながら検査を受けていました。ドック、ドックと言う心音を何度も聞いた気がします。いつもはそんなことないのに・・。

 って、そんなことはどうでもよかったのです。心エコーが終わって、いつものようにハーセプチンの前に先生の診察の時間です。その時に言われました。心臓の働きが落ちているのでハーセプチンはお休みしましょうと。

 えっ!し、しんぞう・・?なにぃ?!確率の低いあまりない副作用にわたしは罹ってしまったようです。ハーセプチンを続けてしなくてもいいんですか〜?と訊くと、心臓とはこれからずっと付き合って行かなくてはいけませんので、まず心臓の働きが元に戻るまでハーセプチンをすることはできませんと。

 こんなに元気な筈なのに!なんだか、それを聞いた途端にしょんぼりしてしまいました。そう言えば・・疲れやすいのはその所為か・・とか今まで考えもしなかったことをグジグジと思ってしまう。ほんと、病は気から。聞きたくなったなぁ、心臓が・・なんて!

 次回はまた1か月後に心エコーで様子見てからと言うことになりました。年内にはハーセプチンとさようならって思ってましたが、思うようにはいかないものです。