寄り道は現実逃避なのかも

 土日はいつもより早く仕事が終わります。寄り道して席に着いた時混んでいること、お昼時だった事に気が付きました。

 空いてる席があって座れて良かった。まずは「haru_mi」栗原はるみさんの世界に目を通して紅茶を入れこのお店の美味しいパンをいただきます。一口二口かじっては手を拭いて、本のページをめくります。仕事の後の一人至福の時間です。ざぁーと読み終えたら次は小説。このあいだ「神様のカルテ3」を読み終えて今読んでるのは「カラマーゾフの妹」。ロシアの地名、人名は覚えにくく何度も最初のページに戻っては確かめてしまいます。きりのいい所で終わって、最後にはパンの本に目を通して席を立ちました。あぁ、ここは現実逃避の場所かな。

 調度お店を出て車に乗った時、空が暗くなってにわか雨がいきなり強く降りだしました。何か空から叩きつけられているようなその勢いでした。道路は所々水浸しで前を行く車の水しぶきを見て驚いたりしながら帰りました。まさに洗車機っていうのかな、車の中に入って洗われるままになってる、あのままで走っているような感じでした。なんだかいっぺんに現実に戻ってしまいました。

 先ほどの雨で洗濯物の事はとっくに諦めていましたが、家に帰るとちゃんと取り入れてくれていました。よかった、二度洗わなくってラッキーと共に、入れてくれた家族に感謝して。夕方はプリンでも食べる?と作り置きのプリンを冷蔵庫からだして、ソファに横になってのんびり過ごす土曜の午後でした。

 畑ではまだピーマンが採れます。今日はピーマンを佃煮風にしてみました。細く切ったピーマンをサラダ油で炒めて、砂糖、みりん、薄口しょうゆで味付けして、シラス、かつお節も入れて絡めています。